エスポアール出雲クリニックは、精神科の敷居を低くして、心を不調にした人たちが気軽に受診でき、心を癒すための止まり木になることを目標に、平成3年4月に街中で開業し、今年で22年を迎えることになりました。ストレス過剰時代といわれる現代において、ストレスによる身体や心の不調に悩む人たちは増え、外来を受診される方も増え続けています。地域の中の診療所として役割を果たせるように、院長、スタッフ共に努力を続けて参ります。

職種

医師・看護師・精神保健福祉士・心理士(公認心理士・臨床心理士)・事務が在籍し、各種相談やカウンセリング・心理検査等医師と相談のもとで行っております。
各部署や関連機関とも連携していますので、お気軽にご相談下さい。

親の会「eネット」

誕生による親と子の出会いも奇跡ですが、同じ子を持つ親同士のつながり、自分の子ではない青年たちとの出会い、世代を超えた人と人との出会いもまた奇跡です。エスポアール出雲クリニックの中には、そんな出会い・つながりを続けてきた親の会「eネット」があります。
平成13年1月から、当院の精神保健福祉士の協力を得て、隔月で定期的に、不登校や子育て・子どもの自立に関する話し合い・分かち合いの「親の会」を開催しています。この会も、開始から10年が過ぎました。毎回10~20名程度の参加者があります。母親、祖母、そして当事者青年が参加しています。

初詣

外来の癒しコーナー

外来には平成11年からアロマセラピーのお部屋が週1回オープンしています。

岡田 真利( 希望:アロマセラピスト )

こちらのクリニックで隔週金曜日、アロマセラピーの仕事をさせて頂いております。高橋先生をはじめ、スタッフの方々の温かいお心づかい、「とってもいい香りですね」「気持ちよかったです」「癒されました」と利用される方々の言葉に、継続する力を頂いています。

15年前のこちらでの仕事の初日、「エスポアールの意味は何ですか?」と尋ねたところ、「エスポアールはフランス語で、意味は’’希望’’です。」と教えて下さいました。その時の驚きと感動を今でもよく覚えています。なぜならば、いつか私がお店を持つことができたら、名前はエスペランサにしようと決めていたからなのです。エスペランサはスペイン語、意味は’’希望’’です。偶然かもしれませんが、不思議な縁を感じました。おかげさまで2003年7月、アロマセラピーサロン、エスペランサをオープンし、現在に至っています。 ’’エスポアール’’と命名されるにあたっては、さまざまな思い入れがあったかと思います。みなさんの情熱と思いが大きく実を結び、今後益々進化されることと思います。 快く仕事をさせていただける事に感謝するとともに、「エスポアール出雲クリニック」の希望の花が、いつまでも輝き続けることをお祈りいたします。